退職後、やらなければならない事とは?

退職してからやらねばならないこと

さて、退職することも決まったところで、実際に会社を辞めた後の手続きについて考える必要があります。ひとまずネットを調査して分かったことを簡単にまとめてみます。

*ちなみに私は転職ではなく無職となるので、その場合についてのみを記載します。転職する人は別の選択肢もあるので、あまり参考になりません。

また、実際にこれらの手続きを開始したら、各項目について詳細に書いてみようと思いますが、まずは頭の整理として調べた内容を書き出してみます。

 

①健康保険

●対応期限:14日以内

●選択肢

 ①国民健康保険に乗り換える

 ②現在会社で加入している健康保険を任意継続する方法(最大2年間)

 ③健康保険者の扶養に入る(独身のため、この選択肢はなし!)

独身&無職生活の私には上記2つの選択肢しかありません。どちらを選ぶかは保険料を比較して安い方を選ぶ人が多いようです。そのためには保険料の見積もりが必要ですね。これはそもそもどうやって見積もるのか...?

よく見るのが、最初の1年間は任意継続を選び、2年目以降は国民健康保険に切り替えるというパターンです。

ただ、任意継続の場合、会社辞めた後にも会社の保険を利用することになりますが、実際の手続きや保険証の扱いなどはやってみないと分からない点も多いですね。

 

②年金

●対応期限:14日以内

厚生年金から国民年金への手続き必須です。役所での手続きとなり、離職票や退職証明書などの書類が必要なようです。実際出向く前に一旦役所に連絡して、必要書類を整理していく方がよいでしょうね。

 

③住民税の支払い

住民税は前年の収入に基づき、翌年の6月から翌々年の5月にかけて支払う必要があります。所得税は年末調整があるので、その年で完結するので分かりやすいですが、住民税は仕事を辞めても翌年以降も呪いのように付きまとってきます。

私の場合は(仮に)7月末で辞めるとすれば、2023年分の収入に掛かる住民税の支払いのうち、6月・7月と2か月分は給与から天引きで支払いを済ませていますが、残る5/6は支払いが終わっておらず、別途請求されることになります。

この請求を自分の最後の給与から一括天引きするか、もしくは普通徴収で3か月ごとに分割して支払うかの選択肢になるようです。

資産はなるべく長く市場に置いておいた方が良いと思うので、分割で後払いにした方が有利なのかなぁとも思いますが…金額によりけりですね。

 

④失業保険の申請

●申請期限:全額貰うなら4か月以内

私の場合は、自己都合での退職となるため、申請後の待期期間が3か月間あるようです。また20年間以上勤めたことで、最大150日間(=5か月)失業保険をもらえることが出来るようですが、そもそも失業保険の受給期間は離職後12か月のため、申請は離職後4か月以内にしておかないと150日分もらうことが出来なくなってしまいます。

*待期期間は退職が自己都合/会社都合で変わり、給付期間は勤続年数で変わります

ちなみに失業保険をもらうには働く意思を示す必要があるため、就職に向けた動きを示さねばなりません。これが結構面倒な気もがしますが、自分の場合受給可能な金額を計算すると100万円を超えるため、これをみすみす手放すか否か。考慮する価値があります。

 

⑤確定申告-来年度、還付金をもらうのに必要

所得税は前年の収入からざっくりその年の収入を予想して、その年の1~12月にかけて支払いをしています。そして実際の収入と合わせて見直すのが従来会社がやってくれていた年末調整、または個人での確定申告です。

退職した場合、実際の収入が前年度の予想から著しくずれるため、確定申告時に実際の収入と帳尻を合わせてもらわないといけません。

 

⑥確定拠出型年金⇒iDecoへ移管

●移管期限:6か月以内(なるべく早くが良い)

会社員時代に積み立てた確定拠出型年金ですが、企業から離れるために個人型確定拠出年金(iDeco)に移管しなければなりません。これは忘れずにやっておかないと、いろいろとデメリットが発生します。

一番大きいのは、運用されずに放置されてしまうことですね。確定拠出型年金は運用してなんぼみたいなものなので、ちゃんと処理しておかねばなりません。

【*追記:どうやら移管期限内は元のまま運用されているようです。移管期限を過ぎてしますと運用が止まってしまうので、きちんと忘れずに移管しましょう。記事を書いた時点では資格喪失と同時に運用が止まると思っていたので(なるべく早い方が良い)と書いていました。】

企業型確定拠出年金は退職した翌日から資格を失うため、速やかにiDecoで運用に回しておく必要があります。市場の煌めきのタイミングに資産が市場に置かれていないとか目も当てられないですからね。

また、運用のラインナップはiDeco口座を開設した金融機関ごとに異なるので狙いの運用先があることを確認しておく必要があります。

私は全世界株式に置いておきたいのでSBIなどのeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)とかはねらい目かなと。iDeco口座の開設を先にしておくのが良いか、もしくはできるのかなどは今度問い合わせてみようと思います。

 

ざっと挙げただけでも結構早めに対応しないといけない内容が多そうですね。

退職後は時間だけはあるので、順番にクリアしていきたいと思います。

また、実際にやってみて新しい注意点や事実があればブログにupしたいと思います。