無職で賃貸を探す②
意外と賃貸を探すのは、ハードルが高い。
第一回目の内覧では、自分が求める条件が曖昧だったこともあり、現実の物件と理想のギャップに戸惑いました。officeworker40.com
しかし、その経験を通じて、何が自分にとって本当に必要な条件なのかが少しずつ明らかになってきました。
そこで次の内覧に向けて、より明確な条件で物件を探すことにしました。
考え方としては、今の住居をベースに不満があるところを改善していくという方法です。具体的には以下の条件になります。
再設定した条件
1.部屋数:1LDK(現住居と同じ。これをもとにバージョンアップを図る)
2.広さ:現住居同等以上。部屋の畳数も確認して、バランスの良いところ
3.木造NG:木造での生活経験なく、騒音への許容度が不明なため
4.ガス:都市ガス(現在プロパンで、コスパが悪いので)
5.築年数:築浅。コンロやエアコンが設置済みの方が楽
6.家賃:住みたいところの相場が高いため、妥協は必要。高すぎなければOK
7.場所:家賃とのバランスを取り、場所は柔軟に対応
8.風呂:狭いのは嫌だが、最悪スーパー銭湯などで許容できる?
前回は条件がふわっとしていたため、迷いが多かったですが、「今の住まいをベースにバージョンアップを図る」という考えに基づくと考えやすかったです。
ネット検索で見つけた物件
この再設定した条件を元にネットで検索してみたところ、妙に安い物件が1件(相場から1万円ほど安い)と、条件をクリアしているものの、部屋の広さや配置が微妙な物件が数件見つかりました。
これらの物件について内覧の手配を依頼し、再び仲介業者に向かいました。
再度の内覧
業者に出向いた後、まず妙に安かった1件について衝撃の事実が判明。
実は、事故物件相当の扱いのため安いとのことでした。
その部屋自体ではないですが、近隣で何かあったそうです。
理由を聞いてしまった後では、やはり気が進まないため、この物件は候補から除外。
残りの物件もいくつかは既に申し込みが終了していたり、まだ居住中で内覧出来ないという物件も!
内覧せずに物件を決める勇気はないので、当然それらも候補から外すことに。
結果的に、この日内覧できるのはわずか2件のみとなりました。
「早く決めてしまおうという気持ち」
この辺りから「ある程度気に入った物件があれば、さっさと決めてしまおう」という気持ちが強くなってきました。
引っ越し先探しの間、実家を拠点にしており、今の住居は使っていないのに家賃だけを支払い続けている状況。この事実と物件探しが難しいという事実が、物件選びを急がせる理由にもなっています。
この日内覧出来た2件については、条件を再設定したこともあり、ほぼ問題なし。
部屋の配置や広さに少し不安はあったものの、実際に見て見ると許容範囲でした。
築浅物件なので綺麗で周囲も静かそう。
「もうここで決めてしまおう」と思いました。
最悪我慢できなかったら、住みながら次を探せば良い。
申し込み前提で内覧を終えて事務所に戻るのでした。
残高だけでは通らない?
内覧を終えて、事務所に戻り、申込書について話をしていたら事務所の奥から
「申し訳ありません…確認したところ、この物件を扱うメーカーさんは審査が厳しく、無職だとダメみたいです...」と言われました。
「え?残高がいくらあっても、保証人を立ててもダメなんですか?」
「このメーカーの基準だと、少なくとも内定が決まっていないとダメですね…」
...もうこの瞬間、絶望的な気持ちです😱
どうやら、この地区の物件の半数は同じメーカーが手掛けており、当然物件を変えても審査基準は同じ。つまり、無職の私には最初から半数の物件が選べない状況だったのです。
さらに悪いことに、そのメーカーが主に鉄骨物件を取り扱っており、審査が緩いメーカーの主力は木造物件とのこと。
つまり、鉄骨物件を条件にした時点で、無職にとっては完全に逆風となっていたわけです。
賃貸検索サイトでは施工会社の情報があまり掲載されていないため、その他メーカーに絞って探すというのも困難を極めます。
この時の私の思考はこんな感じ
↓
これは詰んだかなぁ…木造で手を打つしかないかな?
でも木造に住んで騒音に耐えられなったらどうしよう…
会社を辞める前に探せば良かった?
でも地元で探すってことはその時点で辞めるってことと同義じゃないか!
無職になるタイミングが違うだけで何で審査結果が違うんですかね?
あー、世間って無職という表面のステータスに対して厳しすぎるんちゃうの!?
絶望のまま、第三回に続きます。