未来を見据えたライフプランニング:生存率から考える将来像

Xでもつぶやきましたが、人生の残り時間について考えることがありました。

 

例えば、鳥山先生やTARAKOさんの子供のころから慣れ親しんだ方の訃報。

さらにお二人の年齢が60代とまだまだ若いことに気づきました。

それを踏まえて、厚生労働省のHPから年齢別の生存率の推移を調べてみました。

年齢別生存率の推移

男性の場合、65歳での生存率が約8割だというデータには正直驚きました。

だって年金開始や定年がこの辺りの年齢ですよね?

つまり、ようやく働くフェーズを終えて、ゆっくり余生を…とか考えていたら実は10人中2人はこの時期には亡くなる可能性があることを示しています。

決して自分はそうならないとはいいづらいなかなかの確率。

 

特に私のような独身の場合、そこまで働いてから亡くなると仮定すると、何のために一生懸命働いてお金を稼いでいるのか分かりません。

 

仮に65歳までしか生きられないとしたら、残り時間は意外と短いと感じます。

独身でも、自分の趣味に没頭したり、美味しいものを食べたり、旅行したりしたいと思っていますが、労働に追われているとそのような機会をなかなか作ることは出来ません。

 

わざわざ長期休暇で人が最も多く、値段の高いタイミングに旅行してヘロヘロになって帰ってくるという選択肢もあるが、本当に望むのは違うそうじゃないですよね??

 

あと最近「ZERO with DIE」という本も読み始めていますが、やはり資産を抱えすぎて死んでしまうのはリスクだと書いてありました。

 

また、最近「ゼロで死ぬ」という本を読み始めましたが、資産を持ちすぎて死んでしまうのはリスクだと指摘されています。

私も同じことを考えていたので、共感度が高かったです。理想的なのは、適度に稼ぎ、死ぬ前にお金を楽しんで使うことです。

こんなイメージですかね??

年齢と資産推移(理想)

でも定年まで働いて、仮に65歳で死ぬとするとこのグラフは下のようなイメージになるわけで。

年齢と資産推移(定年とほぼ同時にdead)

まさにお金を貯めて貯めて…やっと使うぞってところで死んじゃうことになりますよね。

また残った資産が無駄になるだけでなく、その使い切れなかった余剰資産を稼いでいた時間も結果として無駄になるとも指摘されていました。

 

また若いうちのお金の使い方と年取ってからのお金の使い方は得られるものが違うというようなことも本には書いてありました。

旅行などの経験を思い出すことで人は幸せになれる。そして若いうちの経験は生きているうちに何度でも思い出すことが出来るので若いうちの様々な経験というのは実は幸せに対する投資と一緒だと。

 

正にその通りだと思います。65歳はまだまだ元気とは言えそれは高齢者同士で比べた場合の事。

 

一般的に65歳は55歳には勝てないし、55歳は45歳には勝てない。

45歳なら旅行先で元気に歩き回って美味しいものをたくさん食べたりできるけども、65歳ならそれなりに歩き回って、それなりの量を食べて満足する。

どっちのほうが思い出としての価値が高いか。

それは45歳での行動に決まっている…はずですよね?少なくとも私はそう思います。

 

そうすると、何歳まで生きるかを考えずにお金をため込むよりも、ある程度この辺で死ぬんじゃないか?と予想した人生設計もありな気がします。

 

うーん、生きられても85くらいかなぁ…なら85歳で残りほぼ0になるように生きていきたいなぁ