投資先としてのiDeCoの可能性~そもそもiDeCoって何ぞ?

iDeCoって何?

iDeCoって何?個人型確定拠出年金を調査!

世間一般で節税制度としてNISAとともに語られることの多いiDeCo

まだ私はiDeCoを始めていないため、この機会にiDeCoについて調べてみる。

 

iDeCoの基本

iDeCoとは「Individual-type Defined Contribution pension plan」の略で、個人型確定拠出年金の愛称である。はて、そもそも確定拠出年金ってなんぞや?となる。

*そして会社の確定拠出年金も明確な言葉の意味が分かっていないことに気付く。

 

確定拠出年金とは、拠出された掛け金とその運用益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度。

ここで【確定拠出】とは、あらかじめ決まった掛け金拠出することから【確定拠出】と呼ばれるとのこと。

つまり定められた金額で投資を行い、その運用益も合わせて将来の年金とする制度の個人型ってことですね。そして会社で加入しているのは企業型になるということです。

ここまではなるほどなるほど。

 

さてそうなると自分でお金を運用するのと何が違うんじゃい!となるのでメリットや特徴についてさらに調査を進める。

 

〇確実に理解できたこと

①年金というだけあって、60歳から75歳の間で受け取り開始

②掛け金の全額が所得控除となる

③運用益も非課税で再投資される

④受け取り時にも控除アリ(年金なら公的年金等控除、一時金なら退職所得控除)

 

①の受け取り開始時期が60歳以降というのは私個人的にはデメリットですね。なぜなら60歳以降生きている可能性はどんどん下がってくるから。また老後のお金の価値は若い時よりも格段に下がると考えているため。安心にはつながりますが、自分でしっかり運用するほうが自由が利くと私は考えます。

 

②は正直仕事を辞めた後だと所得が無くなるのでさほどメリットがない気もします。サイドFireなどで給与収入が継続するならば②の恩恵はあるかもしれない。正直これは働いているうちにやっておいた方が良かったかもと思ったが、企業型確定拠出年金でも一緒らしい。

 

③の運用益も非課税で再投資...??

受け取り型にしていなければ再投資に税金など掛かっていないのではないのか?と思って調べてみたら、再投資の場合でも一度受け取った扱いで税金を取られているらしい。シラナカッタ…

ただ私の本命投資先であるオールカントリーだともともと分配金が出されていないため、ここでもさほどメリットが得られません。

 

④についても、①で書いたように私なら一時金として取り出したい。

さらに私は退職所得控除を早期退職する時点で一旦ほぼ使い切っていると予想される。

(前回計算したが一時金で800万円以上の見込みであり、私の勤続年数だと800万円が上限として控除されるため。)

さらに19年ルールによって仮に退職所得控除が復活していたとしても、65歳時点では企業型確定拠出年金によってそのメリットは食いつぶされるはず。となると私にとってはほぼメリット無しです。

 

結論

まあ、NISA枠が余っている間は企業型確定拠出年金iDeCoに移して毎月ちょびちょび足すくらいはやってもいいかなぁ程度ですかね。NISA枠を使い切ったらその分を補う非課税の投資先として考えるか…くらいですね。

実際FIREした後、どの程度投資に回せるのか?またその時再投資という選択肢を取るのかはその場になってみないと分かりませんね。今の感覚としては余った分はしっかり貯めて自分の旅行資金ややりたいことに使っていきたい気持ちが強いです!