今月のボーナスの使い道の一つとして、ハードウェアウォレットを購入しました!
せっかく所有しているビットコイン(BTC)。超長期で考えれば必ず価値が上がると信じており、その到達価値は予想も付きません。
これだけ期待度の高いBTCですが、基本データであり、ネット上で常にリスクに晒されていると言っても過言ではありません。
では安全な保管方法は…と調べると「ハードウェアウォレット」という単語が出てくるわけです。
前回ここまでは調べたわけですが…
暗号鍵?リカバリーフレーズ?結局のところ、実際に触ってみないと分からない!
仮想通貨に対して最も安全な保管方法と言われているのに、それを分からないからと見逃すのはもったいない!
というわけで、ボーナスが出たところで購入してみたわけです。
箱に入っているのは、USBスティック的な端末一つ、PC接続用のケーブル、説明書、そして10$分のBTCが頂けるキャンペーンのコード。
実にシンプルです。
ハードウェアウォレットの準備をする
この端末を、LEDGERの提供する「LEDGER Live」をインストールしたPCと接続して設定を始めます。
1.PINコードの設定:
●スマホなどでもよくあるPINコード(4~8桁)を設定します
2.リカバリーフレーズの確認:
●ランダムな24個の英単語が端末に表示されるので、それをひたすら書き留めます。書き留めるために、下の写真のようなシートが数枚入っておりました。
例えばword1:apple
⇒書き留めたら次のフレーズへ⇒word2:banana...
これを24回繰り返してシートに記入していくわけです。シートを完成させた後、今度はその単語が正しいかを確認するためにword1から順番に端末に入力していきます(入力は選択制ですが、24回やらないといけない)。
そして、確認が取れてやっとこの端末が使えるようになりました。
3.仮想通貨アプリの導入:
●PC上の「LEDGER Live」で端末に自分が使いたい仮想通貨のアプリを導入し、アカウントを開設する作業を行いました。アカウント開設と言っても、住所など入力するわけではなく、自分の端末に各仮想通貨用の口座を開くイメージですね。設定自体はすぐにできました。
基本端末はPCと繋ぎっぱなしにしておいて、「LEDGER Live」で作業しつつ、時々接続確認のために端末のボタンを押す感じです。これで仮想通貨を受け取るための準備は完了です!
テストとしてXPRを送金する
いきなりBTCを送るのは怖いので、多少保有しているXRPをcoincheckから送金してみました。今思えばBTCを少量送れば良かったですね…
「LEDGER Live」上で「受け取る」を選択し、さきほど解説した「XRP」アカウントを選択(重要!別のアカウントを選んだらOUT。仮想通貨はどこかへ行ってしまうらしい。完全に自己責任の世界です)。
そして表示される受け取り用のアドレスをコピーして、coincheckの方から仮想通貨の送金を実行!!
「LEDGER Live」上のポートフォリオを確認する!
...
...
...全然反映されないじゃない!!😱
やっちまったかと思っていたら数分後、「LEDGER Live」上のポートフォリオ残高に変化が!
無事、私のアドレスに送金されたようです。coincheckの方でも一定時間処理中と出ていたので数分は掛かるみたいですね。
「LEDGER Live」上で送金されたXRPアカウントをクリックすると詳細が現れました。
正直、何が知られてはいけない重要パラメータか分からないのでとりあえず黒塗りだらけですが…(笑)
無事coincheckから20XRP(+手数料として0.15XRP支払い)が、自分のアドレスに送金されたことが履歴として確認できました。
これでこの20XRPは自分だけがアクセスできる状態になったはずです!?
ハードウェアウォレットを使ってみた感想
1.送金の手順自体は大したことない:
●慣れれば簡単だと思う。アドレスのコピペだけで済むイメージ。
2.重要なリカバリーフレーズの保管方法が悩ましい:
●このご時世、PCやクラウド上に保管が当たり前ですが、それはNG。写真撮影もNGらしい…(ハードウェアウォレットを準備する手続き上で警告される)
3.端末の紛失が心配:
●最悪新しい端末を購入してリカバリーフレーズを入力すればOKですが、②のハードルが高い!
目下のところ、リカバリーフレーズの保管は悩ましい問題です。24単語をメモしたシートをどこに保管するか…こういうのって変にしまい込むとすぐ失くしてしまいそうですし、暗記なんて無理です。
さらには退職後には引っ越す予定もあるので、引っ越し作業中に何かに紛れ込んだらもう終わりです。
というわけで、引っ越し前にBTCを送金するのは止めておこうと思います(笑)。
ハードウェアウォレットを使っている皆さんは、リカバリーフレーズをどうやって保管しているのか非常に興味があります…が、参考までに教えてくれと言ったら防犯上NGですかね?