
FIRE後の無職生活を送る中で、2025年6月、相場や生活を踏まえて大きな判断をしました。
その時の考え方と、年末時点で見えた結果を整理し、良かった点と悔いの残る点を記録として残します。
■ 今年一年を通しての前提
今年は、一年を通して無職でした。
生活リズムや日常の過ごし方は落ち着いてきた一方、市場環境は全体的に右肩上がりで、オルカンやS&P500、インド株など、持っているだけで資産が増えていく局面が続いていました。
そんな相場環境の中で、6月以降の自分は 「計画より上振れた分はすべて刈り取る」 というスタンスを明確に取るようになりました。
年末にあらためて振り返ってみると、「思っていた以上に現金化していた一年だったな」という印象が残っています。
■ 6月時点での判断
今年の振り返りをするにあたって、6月時点での考え方は重要な出発点です。
詳細は別記事に残してあるので、こちらを参照してください。
6月の記事では、次のように書いています。
- 無職生活では現金の余白が精神的な安定につながる
- 増えた分をそのまま寝かせておくよりも「安心」を得たい
- 必要以上にリスクを取らず、計画を崩さない
つまり6月時点で、「増えた分を現金化する」という判断はすでになされており、今年下半期は実際にその考え方にもとづいて、その後の行動を取っていました。
■ 実際にどれくらい現金化していたか
年末にあらためて振り返ってみて、まず気づいたのは「思っていた以上に現金化していた」という事実でした。
6月以降、オルカン、日本高配当、S&P500、インド株などを計画を上振れる度に売却しており、一年を通して実際に現金化した金額は 約1,140万円 にのぼっていました。
そこで年末に、「もし当時売らずにそのまま保有していたらどうなっていたか」を12月25日時点の基準価額で試算してみました。
その結果、売却せずに保有していた場合の評価額は、実際に売却した金額より 約180万円ほど多く なっていました。
売却分の振り返り(12/25時点で試算)
※ 金額は読みやすさを優先し、万円単位で丸めています
| ファンド | 売却時期 | 売却額 | 保有していた場合 | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| オルカン | 6月・10月 | 約487万円 | 約577万円 | 約90万円 |
| 日本高配当 | 6–7月 | 約195万円 | 約241万円 | 約46万円 |
| インド | 7月 | 約372万円 | 約410万円 | 約38万円 |
| S&P500 | 10月 | 約90万円 | 約99万円 | 約9万円 |
| 合計 | 約1,140万円 | 約1,330万円 | 約180万円 |
つまり結果だけを見ると、今年は現金化によって「取り逃がした上振れ」が確かに存在していました。
まずは事実として、今年一年で 約1,140万円を現金化し、約180万円分の上振れを手放した という状況だった、という点を確認しておきたいと思います。
■ 振り返って感じたこと
振り返ってみて、正直な感想を言うと、「売らずに持っておけば…」という気持ちはやはりあります。
ただし、これは 「計画より儲かっていたうえで、もっと儲けられたかもしれない」 という前提付きの感情です。
もし逆に、大きな暴落が来て、現金が薄い状態だったとしたら、そのときの感情は、今回とは比べものにならないほどマイナス側に振れていたと思います。
私は資産を最大化したいわけではありません。
無職生活を前提に、できるだけ安定して、穏やかに日々を過ごしていきたいだけです。
そう考えると、今年の判断に対する評価は、良かったが7割、悔しいが3割 といったところです。
来年は、利益が出た場合には 7割を現金化し、3割は残す くらいのバランスを意識していきたいと思います。
