
「無職だと賃貸の審査に通らない」――
その一言が、想像以上に重く刺さりました。
FIREを視野に入れ、収入に依存しない生活設計を考えている立場からすると、
資産残高や支払能力があっても“無職”という属性だけで弾かれる現実は、正直かなりの衝撃でした。
今回は、物件を絞り、再内覧まで進めたにもかかわらず審査で止まった体験をもとに、
どこで詰んだのか/次に何を変えるべきかを整理していきます。
無職で賃貸を探す②
賃貸探しは、思っていた以上にハードルが高い。
第一回の内覧では、条件が曖昧だったこともあり、
理想と現実のギャップに戸惑う結果となりました。
ただ、その経験を通じて、
「自分にとって本当に必要な条件」が少しずつ見えてきました。
そこで次の内覧に向けて、条件を整理し直すことにしました。
考え方としては、今の住居をベースに、不満点を改善していくという方法です。
再設定した条件
1. 部屋数:1LDK(現住居と同等。ここを基準に改善)
2. 広さ:現住居以上。畳数と配置のバランスを重視
3. 構造:木造NG(騒音耐性が不明なため)
4. ガス:都市ガス(プロパンはコストが高すぎる)
5. 築年数:築浅。エアコン・コンロ設置済み
6. 家賃:相場を考慮し、多少の妥協は許容
7. 場所:家賃とのバランスを見て柔軟に
8. 風呂:狭すぎなければ可。最悪は外部利用も検討
前回と違い、「今の生活をどう改善したいか」という軸で考えると、
条件の優先順位がかなり整理されました。
再度の内覧
この条件で探すと、ネット上では数件の候補が見つかりました。
ただ、相場より明らかに安い物件が1件あり、少し引っかかりを感じます。
実際に業者で確認すると、その物件は事故物件相当の扱いとのこと。
理由を聞いた時点で候補から外しました。
さらに他の物件も、すでに申込済み、居住中で内覧不可などが続き、
この日実際に内覧できたのはわずか2件だけ。
「早く決めてしまいたい」という気持ち
実家を拠点にしているとはいえ、
使っていない現住居の家賃を払い続けている状況が、判断を急がせます。
内覧できた2件はいずれも大きな問題はなく、
「ここで決めてしまおうか」という気持ちが強くなりました。
最悪、住んでみて合わなければ次を探せばいい。
そう考え、申込み前提で事務所に戻ります。
残高だけでは通らない?
ところが、申込書の確認中に告げられたのがこの一言でした。
「このメーカーさん、審査が厳しくて…無職だと難しいみたいです」
残高があっても、保証人を立ててもダメ。
少なくとも内定が必要とのこと。
さらに、このエリアの物件の多くが同じメーカー系列。
無職というだけで、最初から選択肢の半分が消えていたことになります。
しかも審査が緩いメーカーは木造中心。
こちらが条件にしていた鉄骨・RC物件は、無職にとっては逆風でした。
資産があっても評価されず、
「無職」というラベルだけで判断される現実。
この瞬間、頭の中は完全に混乱状態。
これは詰んだのか。
木造で妥協するしかないのか。
辞める前に探すべきだったのか。
――そんな思考だけがぐるぐる回ります。
絶望のまま、第三回に続きます。
