無職生活: 1年6ヶ月目で継続中|最終更新: 2026/01/20|現在の資産: 約7,600万円

【無職で賃貸を探す】2024/10/08|第一回:甘い理想と現実の狭間

無職になってからの賃貸探しは、思った以上に「理想だけでは進まない」スタートでした。
FIREを視野に入れ、今後の働き方や収入が未確定な状態で住まいを選ぶとなると、固定費をどう抑え、どこまで妥協できるのかを現実的に考える必要が出てきます。

家賃は抑えたい、広さも欲しい、都市ガスがいい、風呂は妥協したくない──。
条件を並べて物件を探し始めたものの、相場と現実のギャップが少しずつ見えてきました。

初回となるこの記事では、内見前の準備として行った条件整理と優先順位の作り直しについてまとめています。


無職で賃貸を探す

様々な事情から、退職前にまとまった休みを取ることができず、住まい探しは退職後に始めることになりました。

家を借りるという行為自体、私にとっては人生でまだ一度きりの経験です。
前回は会社の寮の都合で急ぎの引っ越しだったため、選択肢も限られており、深く悩む余地はありませんでした。

ところが今回は状況がまったく異なります。
仕事は未定、急ぐ必要もなく、もしかすると今後はもう働かないかもしれない──。
時間的な制約がほとんどない分、判断の軸が曖昧なまま物件探しを始めてしまいました。

そこで、まずは以下の条件で、感覚的に候補を探してみることにしました。

私が設定した条件

1. 場所:特にこだわりなし(実家に車で戻れる範囲)

2. 家賃:できるだけ抑えたい(収入がないため)

3. 広さ:広ければ広いほど良い

4. ガス:都市ガス(プロパンが高すぎるため)

5. 風呂:浴槽にしっかり浸かれること

6. 築年数:綺麗であれば古さは問わないが、できれば築浅

ところが、実家周辺で探してみると「家賃を抑える」という条件が、思った以上に大きな制約になっていることに気づきました。

実家に近いエリアは相場が高く、距離を広げるほど家賃が2〜3万円下がっていく印象です。

まずは条件①②を両立できそうな物件を数件ピックアップし、不動産業者に相談してみることにしました。
その際、無職であることも正直に伝え、他にも条件に合いそうな物件があれば提案してほしいとお願いしています。

内覧初日

当日紹介されたのは、築年数は古いもののリフォーム済みの2〜3LDK物件が中心でした。
当初は1LDKを想定していたため少し意外でしたが、視野を広げる意味もあり、3件ほど内覧することに。

実際に見て感じたのは、「部屋数が多すぎると持て余す」という感覚でした。

広くて綺麗ではあるものの、増えた部屋の使い道が想像できず、
さらにエアコンやコンロを自分で用意する必要がある点も、地味に負担に感じました。

部屋数が増えればエアコン台数も増える。
結果として初期費用・維持費ともに嵩み、固定費を抑えたいという当初の目的からズレていることに気づきます。

初日は申込書を書くところまで進みかけましたが、どうしても違和感が拭えず、
一度立ち止まって当初希望していた1LDKも見てから判断することにしました。

再考の時間

振り返ってみると、内覧を通じて次のことが明確になったと感じています。

今住んでいる地域(田舎)相場基準で、家賃を抑えようとすると、選択肢が急激に狭まる
・今のライフスタイルに、広すぎる部屋や部屋数は不要

「急ぐ必要がない」という状況が、かえって判断を曖昧にしていたのだと思います。

時間があるからこそ、焦って決めるのではなく、現実と希望を一度整理し、優先順位を作り直すことが必要だと感じました。

次回は、この反省を踏まえて条件を見直し、改めて物件探しを進めていきます。

第二回に続く。