取り崩した資産の行く先を考える

先日取り崩した運用資産

さて、先月予定より大きく利益が出ていた運用資産。

予定を上回っていた分については、売却が約定するまでの間に大きな暴落もなく、無事に取り崩すことができました。

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まあ、今回取り崩した現金は暴落時準備金に回しているわけですがふと思ったわけです。

「そういえば税金引かれてるよね??」と。

今回取り崩した運用資産はNISA口座のものではないので、当たり前ですが利益に対して税金を取られているわけです。

この分をちゃんと考慮しておかないと、次の暴落時に

「わー、売却したときより安くなったから買い増すぞー!」

という単純思考で買い増しをすると結局損をするだけになりかねません。

次の暴落時に基準額がいくらまで下がれば、今回準備金に回した分を再投資すればいいかは明確にしておく必要があります。

 

税引き後の状況を把握しておく

というわけで今回取り崩した354万円分、きっちりと計算しておこうではありませんか!

今回は

①eMaxisSlim全世界株式(オルカン):300万円分

②SBI-SBI日本高配当株式(分配)ファンド:54万円分

の二つを取り崩しました。

そしてそれぞれ税金を引かれ、実際に手元に戻ってきたお金としては

①300万円⇒279万円(約7%減)

②54万円⇒52.5万円(約2.5%減)

となっています。

まあ、結構減ってますね…特にオルカンなんて7%も減っちゃってる…

 

そしてそれぞれ売却した時の基準価額としては

①26138円

②11797円

で約定しています。

 

次購入するときの狙い基準価額は?

問題はここからです。

それぞれ売却した際に税金を引かれたことにより、価値が7%、2.5%目減りしているわけですから、次買う時はその分基準価額が下がったところで買い増しをしないといけません。

ということは、この現金を使って投資信託を買い増しするならば少なくとも

①24309円以下

②11491円以下

でないと今回取り崩した意味はないわけです。

さらにわざわざ取り崩して【暴落時】準備金としているわけですから、買いなおす際にはもっと利益を出したい!

そう考えると、上記の基準価額にイロをつけてもう5%ほど下がったところを狙うとしましょう。

すると、

①23093円以下

②10917円以下

という数字がおぼろげに浮かんできます。

 

これは近々だとトランプ関税ショックの時に達成している数値となります。

案外いいところを狙えているかも??

 

ま、暴落時は底が見えない心境になるので上記基準価額を下回ったとして、その時に実際購入することが出来るかは微妙ですが、この辺りで買いなおせば、少なくとも一回現金化した意味はあるものとして指標の一個としておこうと思います。