【2024/08/10】今週の振り返り~過去最大の資産減少!~

今週の振り返り

1週間前の記事でもとんでもない下落相場と書きましたが、今週はそれを軽々と上回る展開となりました。

日本の利上げやアメリカの景気後退観測などが重なり、日経平均は月曜日に過去最大の4451円もの暴落を記録しました。下落率はたった1日で12.4%。さらに、円高が進み、為替レートも1ドル=141円台を記録しました。

しかし、火曜日には逆に大きく上昇し、上昇幅としても過去最大、上昇率10.2%という驚異的なリバウンドを記録。まるで「往復ビンタを食らった」かのような激動の1週間でしたが、最終的に1週間のパフォーマンスを振り返ると、以下の結果となりました。

日経平均▼2.46%(35909.70⇒35025.00)

eMaxisSlim全世界:▼3.47%(24475⇒23627)

eMaxisSlim米国株式(S&P500):▼3.54%(29337⇒28298)

ドル円:△0.08%(146.555⇒146.676)

月曜日に受けた衝撃から考えれば、何とか持ち直してくれた、というのが正直な感想です。

いや、本当は1週間で3%も資産が減るって大概ではありますが…😭

これらの影響を受けて私の資産はどのくらい減ったのか??

 

資産状況の詳細

先週との比較を以下にまとめます。

●現金:1661万円から1661万円と変動なし。

投資信託:2697万円から2567万円と130万円の減少

覚悟はしていたが、やはり減少が大きい。生活費として半年分以上減少しています。

米国債:1132万円から1114万円と18万円の減少

米国の利下げが始まった時、円高と相まってどうなるか。楽しみですね。

●仮想通貨:543万円から501万円と42万円の減少

仮想通貨も一時大きく下げていましたが、まあなんとか持ちなおした感じです。BTCを最初750万円の指値で注文出していましたが、欲張って600万円に指値変更した結果、値下がり時に拾うことは出来ず…750万円で拾っておけば良かったかな?

08/10時点の資産状況

前回からの結果

資産全体で191万円のマイナスとなり、総資産は6000万円を割ってしまいました。またこのマイナス幅は過去最大です。

7月以降下落トレンドが続いており、7月以降では全体として約530万円もの資産が目減りしている状況です。

1週間ごとの資産増減

サラリーマン時代の手取り年収分が1か月半で減ったことになります。

本当にこの下落が会社を辞める決断したあとで良かったです。

辞める前にこの暴落があったらビビっちゃって辞めるに辞めれなかったでしょうね。

 

今回の暴落を経験することで、自分の資産運用のリスク許容度や戦略の見直しを図るのにいい機会になりましたので、思ったことを簡単にまとめます。

生活防衛費について

現状、生活防衛費は現金化して保有しており、これのおかげで精神的ダメージを食らわずに済みました。運用資産に手を付ける必要がないので、目減りしてもそのうち戻ってくるだろうの精神で冷静にいることが出来ます。

しかし、生活防衛費が現状3年分しかないのが少し心もとないかなぁと思いました。

今回の下落トレンドがいつまで続くか分かりませんが、過去のリーマンショックなどの暴落からの回復年数を見るとやはり5年分くらいは生活防衛費として持っておきたいところです。

https://myindex.jp/study/data/crisis.html より

当初の計画としては、今年緩やかに上昇する中で後2年分の生活防衛費を捻出する予定でいましたが、今回の下落によってどうなることやら…

さすがに生活防衛費が1年を切ってくると対策を入れないとマズイ...というかそのあたりが無職生活としての危険領域と定義するのが良いかもしれません。

 

②余剰金について

余剰金が少ないため、暴落時に投資信託を買い増しできないというのは意外とツライなぁと。

余剰金が十分にあれば、下落時に買い増しをしてダメージの回復を早めることが可能ですが、今のように買い増しできない状態だと、ただ株価が戻ってくるのを待つだけになってしまいます。

今後は、給与という定期的な収入がない中で、どのように余剰金を捻出していくかが大きな課題です。

 

今後の予定

今回の暴落を経験したことで、不安要素も炙りだされましたが、何よりまだ無職での生活が安定していないところがこれら不安を煽る大きな要因だと思っています。

*家の購入費やそのあとの実際の生活費が幾らくらいになるのかなどが想定の域を出ていない。そのため、大分安全寄りに見積もっている。

早いところ引っ越しなどを済ませ、新しい環境での生活水準の見極めや、辞めて1年目の高額な保険料や住民税などを乗り越えることが出来れば、もう少し安心できる材料が見つかるのではないかと考えています。

そのため、あまり焦らずに長期的な目線で見直していきたいと思います。